【成功する研修講師の条件】批判は無視してゴリ押ししよう

見出しは演出です。
id:suekiなるアカウントがブログの宣伝キーワードを繰り返し登録しています。コメント欄での問いかけに、最初の頃は『部下をパートナーとして考え、「目標達成」して下さい。』『削除予定のため』等意味の通らないコメントを返して復帰させることもありましたが、現在では7日後の削除を待って新たに同じ語を登録することを繰り返しており、議論を無視しています。これは明らかにキーワード編集者としての説明義務を放棄していると言わざるを得ません。

  1. d:keyword:社員教育講師 kid=237149 #1 (2008/06/16 16:36:31)
  2. d:keyword:社員教育講師 kid=237150 #2 (2008/06/16 16:40:33)
  3. d:keyword:社員教育講師 kid=241320 #3 (2008/08/26 01:49:12)
  4. d:keyword:社員教育講師 kid=242705 #4 (2008/09/08 23:38:16)
  5. d:keyword:社員教育講師 kid=243691 #5 (2008/09/19 14:17:42)
  6. d:keyword:話し方研修講師 kid=237151 #1 (2008/06/16 17:13:28)
  7. d:keyword:話し方研修講師 kid=242305 #2 (2008/09/05 20:26:22)
  8. d:keyword:話し方研修講師 kid=243803 #3 (2008/09/20 03:54:30)
  9. d:keyword:管理者研修講師 kid=237152 #1 (2008/06/16 17:14:51)
  10. d:keyword:管理者研修講師 kid=241318 #2 (2008/08/26 01:24:27)
  11. d:keyword:管理者研修講師 kid=242217 #3 (2008/09/04 12:01:16)
  12. d:keyword:管理者研修講師 kid=243024 #4 (2008/09/12 21:35:02)
  13. d:keyword:管理者教育講師 kid=239769 #1 (2008-08-03 20:44:04)
  14. d:keyword:管理者教育講師 kid=239770 #2 (2008/08/03 20:44:13)
  15. d:keyword:管理者教育講師 kid=241322 #3 (2008/08/26 02:16:02)
  16. d:keyword:管理者教育講師 kid=242777 #4 (2008/09/10 00:04:57)
  17. d:keyword:管理者教育講師 kid=243690 #5 (2008/09/19 14:15:39)
  18. d:keyword:話し方教育講師 kid=239931 #1 (2008/08/06 16:33:35)
  19. d:keyword:話し方教育講師 kid=240616 #2 (2008/08/16 13:56:35)
  20. d:keyword:話し方教育講師 kid=242703 #3 (2008/09/08 23:22:37)
  21. d:keyword:社員研修講師 kid=241321 #1 (2008/08/26 01:56:53)
  22. d:keyword:社員研修講師 kid=242211 #2 (2008/09/04 11:25:38)
  23. d:keyword:社員研修講師 kid=243026 #3 (2008/09/12 21:56:27)
  24. d:keyword:話し方社員研修講師 kid=243027 (2008/09/12 21:57:40)
  25. d:keyword:話し方社員教育講師 kid=243029 (2008/09/12 22:41:09)

登録者のaboutページからリンクされているのは「話し方」研修講師『人材教育研究所』のページです。
http://www.aboutus.org/Hanashi.biz
ドメインVALUE DOMAINの代理登録となっていてドメイン所有者の詳細は不明です。個人か法人かもわかりません。ただ連絡先等から所在は埼玉県南部と思われます。
サイト内に所長兼講師の末木譲氏以外の人名は見当たりません。id:sueki氏はご本人と思われます。実は「人材教育研究所所長」という肩書きの方は全国にたくさんいらっしゃることが検索してみるとわかります。企業内組織の名称としても使われることが多いからでしょうか。
そんな中でネット的に「目立つ」ために末木所長は「SEO技術」を駆使します。たとえばid:sueki:20080510には

 しかし、「社名」を入れずとも、私のHPが、社員研修の関連キーワードでインデックスされるのは、HP制作会社が「HP」に「SEO対策」の技術を施術してあるからです。

とあります。すごいですね。いったいどんな技術でしょう。
ところで「人材教育研究所」のサイトからリンクされているブログはYahooブログです。はてなではありません。末木氏のブログははてなだけではないのです。ほかにもgoo、fc2、livedoorウェブリブログなど複数存在します。たとえば『【新成功するリーダーの条件】(46)「(補講)コミュニケ−ションの勉強には経済小説を読もう」 』という記事は

  1. ウェブリブログ
  2. fc2
  3. yahoo!ブログ
  4. gooブログ
  5. livedoorブログ

の五ヶ所で読むことができます。
残念ながらはてなでこの記事は読めないようですが、例えばボイストレーニングに関する記事は、はてなでもid:sueki:20080910のように読むことができます。
なぜこんな複数のブログサービスを横断してマルチポストをしてるんでしょう。もしかして、これが施術されているといわれるSEO技術の中身なんでしょうか。こうした重複ページの登録は、検索品質を劣化させるものとして検索エンジン側から「スパム攻撃」と批判されているものであることは確かです。たとえばGoogleがウェブマスター向けガイドラインとして公開しているページには公正な検索エンジン対応と不正行為についての説明があります。

この品質に関するガイドラインでは一般的な偽装行為や不正行為について説明しましたが、ここに記載されていない不正行為についても、Google では否定的な対応策を実施することがあります (著名なウェブサイトのつづりを少し変えただけの名前で登録するなど)。また、このページに記載されていない行為が許可されているとは限りません。抜け道を探すことに時間をかけるより、ガイドラインを厳守することで、ユーザーの利便性も高くなり検索結果の上位に表示されるようになります。

Google の品質に関するガイドラインに従っていないと思われるサイトを見つけた場合は、https://www.google.com/webmasters/tools/spamreport?hl=ja からご報告ください。個別の不正行為対策を最小限に抑えられるよう、Google では拡張可能で自動化された解決方法の開発に努めています。お送りいただいた情報は、不正行為を検出、防止するためのアルゴリズムの開発に役立たせていただきます。

ここで具体的なガイドラインとして

複数のページ、サブドメインドメインで同じコンテンツを公開しない。

とあります。マルチポストは検索順位を不当に操作しようとする手段である、と指摘されているわけです。
品質ガイドラインの基本的な考え方の一つとして、以下のような説明がされています。

検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為を行わない。判断の目安となるのは、ランクを競っているサイトに対して自分が行った対策を説明したときに、何もやましい点がないかどうかです。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。

もしかしたら「SEO技術」の中身について具体的な説明がないのは、独自の技法を真似されたくない等の理由とは違う理由があるのかもしれません。はてなキーワードのコメント欄で説明義務を果たそうとしないのも、別にコミュニケーションの実践が不得手だからというわけではないのかもしれません。