はてなキーワード - 成功する社員研修講師は洗脳セミナーの夢を見るか

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それとは別に、先日来d:keyword:ホームオブハート関連のキーワードが編集合戦となっているようです。
対象となっているのはほかにはd:keyword:レムリアアイランドレコード、d:keyword:MASAYA
コメント欄では事実関係が争いとなっているようなので、とりあえず参考資料を整理してみました。

2004年4月8日付けで一斉に報道された、栃木県の児童相談所那須町などで共同生活をしているニューエイジ団体「株式会社ホームオブハート」の関連施設に立ち入り調査、児童虐待防止法に基づいて5人の子供を一時保護したという記事の解説。

 ホームオブハートは、MASAYAこと倉渕透代表が率いていた元自己啓発セミナー主催社「レムリアアイランドレコード」の後身で、元「X Japan」のToshiも深く関わっている。今回、立ち入り調査が行われた2施設のうち1つは、Toshiが社長を務めるという「株式会社トシオフィス」の施設だった。

ToshiがX Japanを脱退した直後の1998年当時、東京・南麻布に本部オフィスを構えていたレムリアは2001年に那須町に移転、会社名を「ホームオブハート」と改め、己啓発セミナーだったものが、宗教色や過激さを強め、濃密な小規模コミューンになっていったとされている。

wikipediaより関連年表を抜粋

  • 1997年4月 - 癒し系の歌手を目指す意向からL.AのYOSHIKIを訪ね、X JAPAN 脱退を表明。
  • 1998年 - MASAYAをプロデューサー/コンポーザーとして迎え、レムリアアイランドレコードから「愛の詩をうたいたい」をリリース。
  • 1998年 - 一部週刊誌に『TOSHIは洗脳された』と報道される。TOSHI側は自分の利権をめぐり、TOSHIの実兄がしかけた捏造であると主張しているが、兄側はこれを否定している。
  • 1999年3月〜 - 「詩旅」(うたたび)と称してトーク&ライブで全国をまわり始める。
  • 2004年4月30日 - 紀藤正樹弁護士らにより、栃木県黒磯市(現那須塩原市)の株式会社トシオフィス(代表取締役出山利三)事務所で児童虐待があると告発された。
  • 2005年7月4日 - 児童虐待刑事告発に対して、宇都宮地方検察庁から嫌疑なしの不起訴処分の決定が出る。TOSHIはこの件の告発を行った者、また紀藤正樹弁護士に対して、名誉毀損、営業妨害などの非を問い、民事訴訟を起こしているが、紀藤正樹弁護士らも、TOSHI及び株式会社ホームオブハートのMASAYAこと倉渕透らを、名誉毀損により提訴しており、現在も裁判中である。また同弁護士につき第二東京弁護士会に対して懲戒請求をし、現在審議中である。同弁護士は、自身の告発により保護された子供たちからも懲戒請求をされている。同様に山口貴士弁護士に対しても懲戒請求がなされていたが、東京弁護士会により、懲戒しないという決定が出された(2007年3月現在)。
  • 2007年2月26日 - 株式会社ホームオブハートセミナーに参加した女性が損害賠償請求を提起した事件で、東京地方裁判所は、「許容される余地のない違法行為で、精神的拷問に等しい」としてホームオブハートと共に株式会社トシオフィスにも1540万円の賠償命令という判決を下した。
  • 2007年3月 株式会社トシオフィスは東京地方裁判所による判決に対して「虚偽により捏造された内容を鵜呑みにして出された不当判決」であると即刻控訴した。
  • 2007年3月13日紀藤正樹弁護士、その他2名により刑事告訴されていた名誉毀損について東京地方検察庁から不起訴処分の決定が出た。これにより、紀藤弁護士らの TOSHI、及びTOSHI関係者、関連会社に対する刑事告発刑事告訴は、すべて不起訴処分となった。

1999年、メジャーシーンから一線を退き、レムリアアイランドレコードへ移籍。シングル及び、アルバム『愛の詩をうたいたい』(プロデュース・作詞作曲MASAYA)をリリース。コンサート会場及び自身のホームページの通販にても販売する。レムリア〜ホームオブハートからリリースされた作品の特徴は、ロック色は影をひそめ、ストリングスをバックとしたクラシカルなヒーリング作品であり、それまでのキーを大きく下げていることなどが挙げられる。ソロコンサートでは自身のキーボードやギターなどでの弾き語り形式や、弦楽四重奏をしたがえたクラシックコンサート形式で、MASAYAの楽曲を演奏した。また、この頃からロック系の衣装やトレードマークであったサングラスを止め、ラフな姿で活動をしている。

同年から始まった「詩旅〜うたたび」では各地のコンサートホールや学校、また地域の各種イベント出演など、2500回以上にわたり、様々な場所でコンサートを行った(現在はコンサートホール、レストラン、ホテルのディナーショー、その他各種イベントなどで演奏し、韓国や中国-上海-などの海外にも出向いている)。 2001年からは「ボランティアミニコンサート」として、通常のコンサートの合間に地域の老人、障害者、児童などの福祉施設や、ホスピス、少年院、刑務所等全国津々浦々8000ヵ所を越える場所を訪れた。 コンサートのMCでは、過去の自分を振り返り、メジャー時代(特にX JAPANでの)の心の空虚さから癒しを求めるようになり、その中でのMASAYAの楽曲との出会いに救われたことなどを聴衆に語った。

X Japanは2007年10月22日午後8時正式に復活、TOSHIはかつてのX全盛期と同じキーのまま再びロックシンガーとしてメジャーに復帰した。

弁護士紀藤正樹のLINC/ホームオブハートとTOSHI問題を考える
2007年2月26日の勝訴判決(Cさん事件)地裁判決文
http://homepage1.nifty.com/kito/hohcace20070226.html
【Toshi】【Masaya】全面的勝訴判決のご報告!【ホームオブハート】【トシオフィス】【癒しのコンサート】: 弁護士山口貴士大いに語る
ホームオブハートの元セミナー生が株式会社ホームオブハート、株式会社トシオフィス、および関係者を訴えた裁判。マインドコントロールによる消費者被害が認定された。
被告は直ちに控訴し、現在民事7部控訴審(高裁)が継続中。
他にも関連する多数の裁判が並行して進行中です。詳しい日程はMASAYAこと倉渕透グループ問題を考える会(旧、HOHとToshi問題を考える会)およびHTP 最 新 情 報で確認できます。

ホームオブハートとTOSHI問題を考える被害者の会のサイト

ホームオブハート(削除済)サイトのアーカイブ
文字化けしている場合は、ブラウザの文字エンコーディングShift_JISにしてみてください。
その他参考リンク
2log.net
http://youzo.cocolog-nifty.com/data/2006/02/post_ff86.html

今になって「どうやらこれで正しいのだろう」と理解したのは、自己啓発セミナーを主催する株式会社ホームオブハートのオーナー(社長ではないらしい)のMASAYAこと倉渕透氏が集金手段の一つとして Toshi が社長をつとめる株式会社トシオフィスを通じて営業活動としてコンサートの観客などもセミナー会員として一本釣りしている。

ということのようでした。株式会社トシオフィスの仕事をしている人をセミナーに参加させているのですから、この二つの会社が全く別のものだという言い分にはかなり問題があるでしょう。

裁判の中核は金銭被害だとされますが、被害を紀藤弁護士に申し出て集計した数人だけで数千万円に近いようで、これ程の多額では自己破産者が出るのも当然でしょう(全員が女性です)。しかも、恐ろしいことにはいずれもかなりの短期間で被害が発生しているようで、中には関わってから一年以内に自己破産に至ったという例もあるようです。

証言によれば、証人は株式会社トシオフィスの仕事の仕事をするうちに、ホームオブハートセミナーに誘われ、様々なヘンテコなことを経験したり、詐欺的に金銭被害に遭うのですがこのようなすごい事がわずか3年間ぐらいの間に証人に起きたことなのです。

事件の色々な経緯は直接聞いていましたが、わずか3年間の出来事だったということを、わたしは理解していませんでした。

http://atom11.phys.ocha.ac.jp/wwatch/misc/comment_misc_07.html