ハーブマイスターへの道 エキナセア

ムラサキバレンギク

Echinacea(学名:Echinacea angustifolia,E,purpura,E,pallida)
属名からエキナセアとよばれる。キク科の多年草。6種の固有種がある。7〜10月ころに赤紫の花が咲く。中国語名は「紫錐花」、「金光菊」。

ハーブ

乾燥させた根を用いる。ネイティブアメリカンの間で、ヘビの咬傷や化膿した傷の洗浄と治療など、また風邪や歯痛、喉の痛みに古くから重用されてきた。

成分
  1. 精油:フムレン、カリオフィレン
  2. 配糖体
  3. 多糖類:フコガラクトキシログルカンや酸性アラビノガラクタンなど
  4. ポリアセチレン
  5. イソブチルアルクラミン
  6. 樹脂
  7. ベタイン
  8. イヌリン
  9. セスキテルペン
作用

免疫賦活作用、抗菌作用、抗ウイルス作用、抗酸化作用
風邪の治療に有効との報告があるが、効果がないという報告もあり、臨床例はまだ十分とはいえない。
アレルギー症状がまれにある。進行性の全身性疾患患者には用いるべきではないとされている。
http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail114lite.html
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